公開講座「デジタルファブリケーションと木工」@南小国町役場

投稿者:

九州大学+ニューサウスウェールズ大学共同企画
公開講座「デジタルファブリケーションと木工」

日時:11月26日17:00〜18:30
場所:南小国町役場ホール
入場無料・登録不要

九州大学とニューサウスウェールズ大学(オーストラリア)の共同により、南小国町役場にて公開講座「デジタルファブリケーションと木工」を開催します。
近年、3Dプリンターやミリングマシンといったコンピュータ制御によるデジタル工作機器が飛躍的な発展をとげ、「デジタルファブリケーション」と呼ばれて注目を集めています。パーソナル・コンピューターが人々の生活を変えたように、小型化し低価格となったデジタル工作機械は、建築や家具などの「ものづくり」の現場を大きく変えようとしています。
このような新しい技術の時代において、地域固有の産業はどのように変わるのでしょうか。「デジタルファブリケーション」は日本の木材産業も変えてゆくのでしょうか。新しい技術である「デジタルファブリケーション」と地域固有の技術を組み合わせて、「ものづくり」の可能性を広げることはできるのでしょうか。
古くから木材産業の盛んな南小国町において、日本とオーストラリアの専門家3名が「デジタルファブリケーション」と木工・木造の新しい可能性を語ります。

プログラム
16:30 開場
17:00 ごあいさつ
17:10 講演①(20分)講師:秋吉浩気
17:30 講演②(30分)講師:ガブリエル・ウラッコ(英語、逐次通訳あり)
18:00 講演③(20分)講師:小見山陽介
18:20 質疑応答
18:30 閉会

登壇者
秋吉浩気 VUILD株式会社代表、東京大学博士課程
慶應義塾大学にてデジタルファブリケーションを専攻。新技術を活用して建築設計施工を行うVUILD(ヴィルド)株式会社を設立し、デジタルファブリケーションと木造の可能性を追求する第一人者。

ガブリエル・ウラッコ AR-MA代表
シドニーを拠点に活躍するデザイン・コンサルタントAR-MA(アルマ)の共同代表者。著名建築家やデザイナーと協働し、コンピュータによるデザイン手法によって複雑なプロジェクトを実現する気鋭のエンジニア。

小見山陽介 京都大学助教
東京大学にて建築学を専攻。建設業界で注目を集める新木質材料「CLT(直交集成板)」の専門家。英国でCLT建築の設計に携わり、日本国内でも数多くのCLT建築の設計を手がけている。

お問い合わせ(メールのみ)
eghub.ku@gmail.com

関連イベントのご案内
本公開講座は、九州大学とニューサウスウェールズ大学の協働によるシンポジウム「デジタルファブリケーションとローカルクラフト」の一環として開催します。イベント全体については以下リンクをご覧ください。

インダストリー4.0を越えて:デジタルファブリケーションとローカルクラフト